光が決まらないと、絵も決まらない。
こんにちは。
えすあこです。
「光の演出がかっこいい絵」って憧れますよね。
でもいざ描こうとすると、
どこから光を当てればいいのかわからなくて手が止まる。
完成しても、なんかパッとしない。
SNSで見かける“あのライティングのセンス”、
自分にはまだ早いのかも…と比べてしまって悲しくなる。

私もずっとそうでした。
何時間も描き込んだのに、最後の仕上げで違和感。
「ライティング」がわからないせいで、
作品が決まらない。
でもあるとき、気づいたんです。
光って、難しい理論じゃなく“置くだけ”で変えられる。
しかも、Blenderなら“描く前に光を試せる”。
光を理解すると、イラストの上達スピードもぐっと変わります。
光を味方につけると——
- 迷わず描けるようになり、
- 力を入れるべきところに時間を割けて、
- 思いがけない構図や発想にも出会える。
そして何より、光を描くだけでイラストがワンランクリッチになる。

光を操る3種類のライト
Blenderには、主に3つのライトがあります👇
・ポイントライト(点光源)
→ 電球のように全方向へ光を放つ。
キャラや小物にやわらかく光を当てたいときに便利。

- エリアライト(面光源)
→ 窓やライトボックスのように、面から光を出す。
優しい光で全体を包み込みたいときに最適。

- サンライト(平行光)
→ 太陽のように、遠くから均一な光を当てる。
時間帯や季節の空気感を演出したいときに使いやすい。

“置くだけ”でライティングが決まる方法
難しく考えなくて大丈夫。
私が使っている方法は、たったこれだけです👇
✨1. 3D空間を“舞台”に見立てる
Blenderを開いたら、
まずシンプルな四角や円柱を置いてみましょう。
そこにライトを“ポン”と置くだけ。
オブジェクトが光を受けるだけで、
空気感が一気に変わります。

💡2. 「1灯だけ」で観察する
地面に見立てた平面を追加。
最初はライトを1つだけ動かして、
影の出方や反射の仕方を観察してみてください。
「光が回る位置」「影の柔らかさ」がわかると、
構図を決めるスピードがぐっと上がります。

🌅3. エリアライトで雰囲気を整える
全体のトーンを整えたいときはエリアライト。
大きくして、角度を少し傾けるだけで
やわらかい陰影がつき、絵全体がまとまります。

🔦4. ポイントライトでアクセントを入れる
最後に、キャラや小物の後ろに
ちょっと光を置くだけで“映える”仕上がりに。
これだけで作品が一段階リッチになります✨

小さな光から始めよう
ライティングは難しい理論じゃなく、
“試してみること”から始まります。
まずは、ライトを1つだけ置いてみてください。
それだけで、あなたの絵が
「光を感じる一枚」に変わります。

今年も残り2か月を切りました。
今できる小さなチャレンジが、
来年のあなたの絵を変えるかもしれません。
「このライト試してみた!」という感想や、
あなたの“光の一枚”を、ぜひ公式LINEで教えてください☺️
光を味方にした瞬間、
あなたの世界は一気に広がります。


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