耳ひとつで絵の理解が変わった話
こんにちは、えすあこです。
最近、どうしても
粘土を触りたくなる瞬間が増えています。
私の「形の理解」って、
いつも立体物に助けられてきたからです。

資料を見ても、
上手い人の絵を真似しても、
“なんとなくの理解”で止まってしまう
そんな瞬間ってありますよね。
でも立体を作ったときだけは違っていて、
形の理由が分かったり、
光の入り方が腑に落ちたり、
「そういうことか!」と
一気に理解が深まるんです。

今日はそんな経験から、
“描けない”で止まるのではなく、
“作って理解する”という方法について
お話しします。
あなたの「描けない」を軽くする
ヒントになれば嬉しいです。

作ることで理解が深まる理由
描けないときの多くは、
センスがないからではなく、
“見えていないから”です。
写真資料だけでは、
影になった部分や構造は曖昧なまま。
けれど一度立体として作ると、
その瞬間に「形の理屈」を追うことになります。

どこがどうつながっているのか。
根元はどんな角度で生えているのか。
光はどこから当たり、どう落ちるのか。
描くときは“見た目”を追う行為。
作るときは“構造”を追う行為。
この2つを行き来することで、
理解が一気に深まるんです。
そしてその理解は、
一度得られたら一生の資産になります。

得られるもの
作って考える習慣がつくと、
次のような変化が起こります。
・立体で悩みながら作ることで、曖昧だった形の解像度が上がる
・別角度からイメージできるようになり、描ける角度が増える
・“それっぽい”ではなく、本物の説得力のある線が引ける
・情報を組み合わせて再構成する力が伸び、創作に強くなる
・1度の作業で、2倍3倍のインプットが入る

逆に、作らず曖昧なまま描き続けると、
いつまで経っても自信が持てないまま。
「なんか違う…」というモヤモヤを
抱え続けることになります。

3Dで「作って理解」する手順
描けないパーツにぶつかったとき、
次の3ステップで
“理解”に変えていきます。
① わからない部分の資料を集める
「羽根の根元」「服のしわ」「人外の角」など、
自分がつまずくポイントだけでOK。
色々な角度で、3、4枚ほどあるといいと思います。
少なすぎも多すぎも迷いのもとです。

② 資料を組み合わせてオリジナルの立体を作る
完璧に作らなくていいので、
“仕組み”が掴めるレベルで形にします。
情報を再構成する力が育つので、
アイデアの深さが一気に変わります。

③ 作ったモデルを描きながら理解を定着させる
完成した3Dを回しながらスケッチします。
立体を理解して描く線は、
“なんとなく”とは違う説得力に変わります。
耳が描けなかった私を救った「作る」学習
私は昔、
耳が本当に描けませんでした。
形も向きも、どこが盛り上がっているか。
理解があいまいなまま。
資料を見ても“平面の情報”にしか見えず、
毎回モヤモヤ。

そんなとき、先生に
「粘土で作って覚えろ」と言われて、
資料を見ながら自分の手で耳を成形しました。
最初はうまくいきませんでしたが、
“触った感覚”で理解した形は、
二度と忘れません。

どこで形がへこんでいて、
なぜここに影が落ちるのか。
絵にする時どうしてこの線が必要なのか。
全部、手が理解してくれたんです。
それからは耳で迷うことはなくなり、
デフォルメする時も
どこまで描くか?という情報量を
自分でコントロールできるようになりました。

今日ひとつだけ“作る”をやってみる
全部やる必要はありません。
今日ぶつかった“描けない部分”を、
ひとつだけ3Dで作ってみてください。
・人外の角
・耳
・靴の先
・バッグの金具
・服のしわ
どれでもOKです。

一度でも「作る→描く」をやると、
あなたの絵は“理解した線”に変わります。
描けないのは才能不足ではなく、
ただ“構造が見えていないだけ”。
作れば、見えるようになります。

一人で悩まなくて大丈夫
作って理解する方法はとても強力ですが、
ひとりだと「これで合ってるのかな…?」と
迷う瞬間も出てきます。
私自身、上達できたのは
“人に見てもらったこと”が大きかったです。

公式LINEでは、
・今日作ったもの
・今日描いたスケッチ
・今日つまずいたパーツ
なんでも送ってもらって大丈夫です。
また、よろしければ
公式LINEで一緒に頑張る仲間たちに
練習したものを紹介させてください。

どこかで一緒に頑張っている人がいる。
それだけでモチベーションが変わり、
また頑張ろうって思えます。
あなたが迷わず、
自分のペースで進めるようにサポートします。
気軽にアウトプットしてみてくださいね。


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