見えない構造を描く。鉄から学ぶ説得力の話

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こんにちは。

えすあこです☺️

最近、建築の本を買いました。


建物って、あまりにも当たり前にあるから、

「なんでここにあるんだろう」と

考えることってあまりないですよね。


でもよく見ると、

その中にはたくさんの

“見えない仕組み”が詰まっている。


地震でも倒れない構造、

雨や風を防ぐ素材の積み方、

人の暮らしに合わせた動線。

それらは、

長い時間をかけて受け継がれてきた

知恵の積層なんですよね。


見えないものほど、美しく、強い。

それは、絵にも通じることだと思います。


今日は、そんな

「構造の強さ」を支える素材、

をテーマにお話しします。


鉄を描けるだけで“絵の説得力”が増す

鉄って、イラストの中では

難易度の高い素材です。


光を反射したり、鈍く吸収したり。

ツヤのある部分と、

マットな部分が混ざり合っていて、

一歩間違うと

“何を描いているのか分からない”になりがち。


でも、ちゃんと描けると一気に絵が締まります。

「構造がある絵だな」

「世界が本当にそこにある気がする」

そう感じさせる力があるんです。

なぜなら、鉄という素材は

現実の空間を映し取る存在だから。




周囲の光を受けて、少しだけ環境を反射する。

つまり、鉄を描けるということは、

“世界の空気を描ける”ということなんです。


3Dで鉄を作る理由

手で塗るより、Blenderで作る。

これだけで“絵の構造を理解する力”が

一気に上がります。


なぜなら、Blenderでは

「なぜこの金属がこう見えるのか」を、

感覚ではなく数値と光で確かめられるから。

描く練習と同時に、

“観察力のトレーニング”になるんです。


Blenderで鉄の質感を出す3ステップ


① Metallic と Roughness をセットで調整

マテリアル設定で

  • メタリック:1.0(金属度MAX)
  • 粗さ:0.2〜0.6


ツヤを抑えると“使い込まれた鉄”、

ツヤを強くすると“新品の鉄”になります。

まずはこの感覚をつかむところから。


② HDRIで光の世界を変える

HDRI(無料ならPolyHaven)を使うと、

光の当たり方がぐっとリアルになります。




以下は数値をいじらず、

HDRI画像だけ変更しました。


  • 曇り空 → 柔らかい鉄

  • 屋内照明 → 温かみのある鉄

  • 夜景 → 無骨でクールな鉄

同じ素材でも、光が違うだけで印象がまるで変わります。


③ 視点を回して“偶然の一瞬”を探す

鉄は、角度で見え方が激変します。

Blenderでぐるっと回して、




「この光が入る角度、好きかも」

と思う瞬間を探してみてください。


それが“絵にしたくなる構図”の種になります。


小さな鉄から始めてみよう

最初から大きなメカや

背景を作る必要はありません。


  • 鉄のランプ
  • 錆びた看板
  • 手すりの一部

ほんの一部に鉄を取り入れるだけでも、

イラスト全体の“空気”が変わります。


時間がない平日でも、

15分だけBlenderを開いて

「光を当ててみる」だけでOK。


小さな試行錯誤が、

いつか「描ける」の基礎になります。


構造を知る人の絵は強い

見えないものを意識することで、

絵は確実に変わります。


鉄のように、

見た目の美しさの裏に

“構造”がある素材を扱えるようになると、

あなたの絵にも説得力という重みが宿ります。


描く時間を短縮したい人ほど、

“観察の時間”を持つこと。

それが、最短で絵を強くする近道です。


もしBlenderで作った鉄の素材ができたら、

ぜひ公式LINEで見せてください☺️




どんな形の“世界の一部”になるのか、

楽しみにしています。

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