【Blender始め方ガイド④】編集モードを使おう!

Blenderはじめかた

🧠立方体のさらなる変形!

3DCGソフトのBlenderを使って、

部屋っぽい空間がちょっとずつ形になってきました。

ここまでくると、少し慣れてきた感じがしますよね。

さて、今回はオブジェクトの

また違った変形の方法を学びます。



こちらのBlenderはじめかたシリーズの続きになります!



「箱を置けた!動かせて、形も変えた!」

少しずつ3Dやっている感が出てきました!


でも次の壁がやってきます。

色々な3D作品を見ていると、

単なる四角や球体だけではなく、

顔の形であったり、細やかな髪の毛だったり…

もっと複雑な形も作っています。



もうお気づきでしょう。

我々はまだ、細かく形状をいじることができない…。

現在の基本的な形状で、

形を変えたりするだけでも、

イラスト用のアタリを作ることは可能です。


ですが、より自由に形が作れるようになると、

アタリを取るのがもっと楽になったり、

3Dを扱うこと自体も、

もっともっと楽しくなります。


💡立方体の「中身」を動かす

Blenderでは、

オブジェクトを「外から動かすモード」と

「中身を編集するモード」があります。


それが

👉 オブジェクトモード(全体を動かす)

👉 編集モード(形を変える)




例えば箱を机にしたり、

壁に窓を開けたり、

形を変えると一気に

“自分の世界”が作れるようになります。


🛠どうやってやるのか?

▶ 編集モードに入る

1️⃣ オブジェクトを選択(クリック)

2️⃣ Tabキー を押すと「編集モード」に切り替え

左上の表示が「オブジェクトモード 」→ 「編集モード」に変わればOK!

▶ 点・線・面を選んでみよう

編集モードでは、形を構成する3つの要素があります👇

  • 頂点(点):形の一番小さな構成要素
  • 辺(線):点と点を結ぶ線
  • 面(ポリゴン):線で囲まれた部分

1️⃣ 画面左上のアイコンで切り替え(点・線・面)

2️⃣ どれかを選んで Gキー(移動) を押してみると、形が変化します。

「ぐにょん」と伸びたり、
角がつぶれたり、
一気に“自分が作ってる感”が出てきます。

▶ よく使うショートカット

それぞれの選択ショートカットは

頂点→1

辺→2

面→3

に対応しています。



テンキーではなく、

Qキーの上から始まる左側の数字です。




変形させる場合、

  • G:移動
  • S:拡大縮小
  • R:回転

ここはオブジェクトモードと共通です。



また、変形は左クリックで確定

右クリックでキャンセルします。

間違えて確定したときは、Ctrl+Zで元に戻ります。

慣れるまでは

「押して戻して」くらいの気持ちでOK。

最初は「押したらどうなるんだろう?」の実験タイムです。

✋形を「増やして」変形してみよう(Ctrl+R・Eキー)

編集モードの魅力は、

ただ形を動かすだけでなく、

新しい面を増やして形を作り込めるところにあります。

▶ エッジループ(Ctrl+R)

「形を細かく調整したい」ときに使うのが

**Ctrl+R(エッジループ追加)**です。


立方体を選んだ状態で Ctrl+R を押すと、

黄色い線(ガイド)が出てきます。

マウスを動かしてどの方向に分割するか決め、

左クリックで確定 → もう一度クリックで位置を確定します。

✂️ これで形を途中で分割できるので、

角を丸くしたり、窓の位置を作ったり、自由自在。


💡ポイント

  • Ctrl+R → スクロールで分割数を増やせる
  • 分割後は点・線・面を個別に編集可能
  • モデリングの“細部を作る”時に超便利!

▶ 押し出し(Eキー)

先ほどの立方体の面を1つ選んで、

Eキーを押してみましょう。




面がぐいっと前に伸びて、

新しい立体が生まれます。

壁から出っ張りを作ったり、

机の脚を伸ばしたり、

「面を押し出す」ことで造形の幅が一気に広がります!

💡ポイント

  • Eキー → マウスで伸ばす → 左クリックで確定
  • 右クリックでキャンセル
  • 方向を制限したい時は、E → Z(Z軸方向に押し出す)なども便利!


🎯今日のゴール(更新後)

今日のゴールは「立方体を机っぽくする」だけ!

1️⃣ 立方体の底面を選ぶ
2️⃣ 上にぺたんと潰して
3️⃣ Ctrl+Rで線を端の方に4回入れて、脚を生やす準備
4️⃣ 4つの面を選択して、Eキーで下に押し出す

これだけで、“部屋の中に置ける家具”が完成です。

形を「伸ばす」「分ける」が

できるようになると、

もう単なる箱ではなく、

“空間の一部”が作れます。

あなたも立派なBlenderユーザー!

【Blenderはじめかたガイド】シリーズは

今回で終了です。




今までは単純な「Blender入門」。

(ぶっちゃけ、ほかにも説明している人はいますよね笑)




これからは、

「イラストに対してどうやって3Dを活用するのか?」

自分の体験と合わせて記事を書いていきます。

🗣ちょっとしたひとこと

とはいえ、一人でやっていると

「これで合ってるのかな…?」

と思うこともありますよね。


思わぬところで

操作が抜けていたことに気づかず、

うまくいかなかったり。



そもそもこの記事を読んで

そこで満足して

“やらない”ということも(…過去の私のように!笑)


そんなときは、

聞いてみたいことや今日の進捗、

作ったもののスクショなどを

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「ここで詰まった!」

どんな小さなアウトプットでも大歓迎です。

一緒に、少しずつ積み上げていきましょう🌱

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