【Blenderはじめかたガイド③】部屋を作ろう!

Blenderはじめかた

理想の資料は「自分でつくれる」

資料を見ながらイラストを描くときに、

理想の部屋の写真素材って、

探してもなかなか見つからないんですよね。



「もうちょっと上から見たかったのに…」

とか、

「光の向きが違う…」とか。

部分ごとに資料を集めて組み合わせようにも、

頭が混乱する…!

あれもこれもいいな、になってきて、

結局何が描きたかったんだっけ?

と、描き始める前に迷子になることも…



探せども見つからない、最適な資料。

無料の3DCGソフトのBlenderを使えば、

自分で理想の構図を作れるんです。

そして、もし手書きで漫画の背景を描く場合、

コマごとに都度パースを考え、

場面に最適な構図を試行錯誤したり、

膨大な時間がかかります。



でももし、必要な舞台が

3Dで作ってあったら…??



そう。

「自分の絵にピッタリの空間」を、

自分で用意できるようになると、

描くときのストレスが一気になくなります。


前回よりしっかり目に作ってみよう!

前回の記事では、「四角を触ってみる」までやりました。


↓前回の記事はコチラ↓

【Blenderはじめかたガイド②】立方体にさわってみよう!



ミニ実践で立方体を軽く動かして、

部屋もどきを作りましたが…




今回はあらためて、

形(オブジェクト)を追加して空間を作る

ところからやっていきます。




立方体を置いて、

「床・壁・机」なんかのベースに見立てることができます。


オブジェクトを追加してみよう!

① Shift + Aで追加メニューを開こう

Blenderの3Dビュー上で、
Shiftキーを押しながらAを押すとメニューが開きます。

メニューの中にある「メッシュ」から、
「立方体」をクリックしてみましょう。

ぽんっ、と真ん中に四角い箱が出てきます。
これがオブジェクトです。


② いろいろな形を置いてみよう

同じように「Mesh」から

  • Plane(平面)→床に見立てられる
  • Cube(立方体)→家具や壁に見立てられる
  • Cylinder(円柱)→柱やコップなど

と、いくつか置いてみると、

ちょっとした“部屋の素材たち”ができます。


③ 床と壁を整える

さっき追加したPlane(平面)を選択して、
キーボードのSキー
を押すと拡大できます。

床っぽく広げたら、Cubeを上に動かして“壁”のように立ててみましょう。

👉 ポイント

  • Gで移動
  • Rで回転
  • Sで拡大縮小

慣れないうちは「とにかく触ってみる」でOK。
「あれ、床が消えた!?」とか「どこいった!?」も、3Dあるあるです(笑)


④ “自分の部屋っぽく”してみよう

Cubeを3つくらい複製して並べてみたり、
Cylinderを置いて「柱っぽい?」なんて遊ぶのもOK。

複製はShift+Dで出来ます。

視点を動かしながら
「この角度、絵の構図に使えそう!」という場所を探してみましょう。


🚀 今すぐ:今日つくった空間を保存してみよう

せっかく作ったので、
Ctrl + Sで保存しておきましょう。

名前は「room_test」でもOK!
「自分の描く世界の“土台”ができた!」という感覚を大事にしてほしいです。


💡 次回予告

次回は「オブジェクトを編集して形を変える」回!

立方体を“机”っぽくしたり、壁に“窓”を開けてみたりして、

もっと自由に空間を作っていきましょう。


🎨 感想や質問があれば、

公式LINEで気軽に聞いてくださいね。

あなたの「できた!」を一緒に喜びたいです✨

コメント

タイトルとURLをコピーしました