絵うまコンプレックスから抜け出す、たったひとつの考え方。

考え方

なぜ、あの人と比べてしまうんだろう

SNSを見ていると、

自分よりうまい人がたくさんいる。


線のキレ、色のバランス、構図のセンス。

「なんであの人みたいに描けないんだろう」

そう思った瞬間、描く手が止まってしまう。


誰かの絵を見て焦ったり、

自分の作品がちっぽけに感じたり。

あの感覚、痛いほどわかります。

でもそれは

「自分が努力してないから」じゃない。

むしろ、本気で描いてる人ほど感じる痛みなんです。


その正体は、

「比べることが前提になってる」から。




でも、よく考えてみると、

そもそも私たちは

同じ山を登っていないんです。

誰かはリアルな風景の山を、

誰かはキャラの魅力を極める山を、

誰かは色の世界を探検する山を登っている。


山の形も、ゴールも、登るスピードも違う。

だから、比べようがない。


それでも「隣の山」が見えるから、苦しくなる。

でも――その人の景色は、あなたの登山道からは見えない。

それでいいんです。

じゃあ、何が大事なの?

「上手い」より、「好き」。

それが、あなたの軸になる。


誰が一番うまいかは決められないけど、

「誰の絵が好きか」は、

あなただけの感性で決められる。

“上手さ”は相対的だけど、“好き”は絶対。

どうやって抜け出せばいい?

① 比べる対象を“他人”から“昨日の自分”へ

うまく描けなくても、

昨日より線がちょっとマシならOK。

それが、あなただけの上達の証です。

② “うまい”を観察に変える

「なんかすごい」じゃなくて、

「どの部分が好き?」って目で見る。

技術を盗むより、感性を拾うつもりで。

③ 自分の山を決める

リアル?デフォルメ?物語重視?

どんな山でも、ルートもペースも人それぞれ。



焦らなくて大丈夫。

道が違うだけ。止まってるわけじゃない。


今すぐできること

描きながら、そっとつぶやいてみてください。

「あの人は、別の山を登ってる」

たったそれだけで、

少し呼吸が楽になります。



焦らず、自分の足で、

自分の山を登っていこう。



あなたの山の景色は、

きっと、あなたにしか描けません。

おわりに

上手くなりたいって気持ちは、

ちゃんと努力してる証拠。


だからこそ、比べるより、

「どう描きたいか」を大事にしてほしい。


コンプレックスの中にこそ、

“描き続けたい”という希望が眠っています。

今日も、あなたのペースで。

描いて、悩んで、また少し登っていきましょう。



絵の練習を続ける中で、

「もう少し自分のペースで上達したいな」

と思ったときは、わたしのLINEに遊びにきてください。



3Dを使った絵づくりの考え方や、

モチベを保つための小さなヒントをお届けしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました